まずは部屋の掃除をしよう。話はそれからだ!
父が入院した。
病名「アルコール性慢性膵炎急性憎悪、門脈血栓症」
私が小学生にあがるくらいの父の記憶は飲むのが好きで友人が多いといえば聞こえがいいけど、実際は飲んだくれで定職につかない父親。それが両親の離婚の原因。
私が高校生の時に両親は離婚して、私は母親側についたがもう大人に近かったこともあり父になにかあれば連絡を取ったり、手を貸している状況だ。
冷たいと思われるかもしれないけれど、今回も入院ももやは自業自得。としか言えない。
だらしない生活の末の結果だ。
両親は離婚しているので、母は父と関わりを持つことなく他人になることができる。
しかし、子どもは一生その父親の子どもなのである。
父になにかあればあれば病院に駆けつける。私の場合は生活ができないといわれお金を貸したこともある。
これは結婚した夫がダメ人間で、離婚する方には知っていただきたい現実。
子どもは一生子どもということ。
縁を切ろと思えば切れるのだとは思うけど他人の夫婦とは違い、親子という関係はそんなにそんな簡単に切れることはできないんだと思う。
ダメなパートナーと離婚して、それで終わりではない。その行く末の始末を子どもが負わされる可能性を決して忘れないでほしい。
あと思うことといえば私は病院の外来で勤務しているが、だらしない生活を送っている人ほど経済的に困窮していることが多い印象。
自己管理ができていない結果、健康も損ない、金銭も失うといった感じ。
酒やギャンブル等の目先の欲に溺れ、その場だけを楽しんでいるといった感じか。
だらしないから酒に溺れてしまうのか、酒に溺れてしまうからだらしなくなってしまうのか。まぁその負の連鎖なのだと思うけど。
だから貧乏な家の子どもは貧乏というループはいつまでも続いてしまうのかもしれない。
そんなループから脱出したい人に向けた言葉は、「とにかく家を片付けろ!!」かもしれない。
え、そんなこと?と思うかもしれないけど、まず貧乏人の家はだいたい汚い。そして家を片付けることって案外難しい。
ごちゃついた部屋は心を写す鏡のようなもの。
物を減らして整理して、きれいを保つ。それだけで生活も整うと思う。
モノが少ないということは自分の欲をコントロールできている証でもある。
だから、嘆く前に部屋を片付けよう。きれいを保とう。
部屋をきれいに保てるということは、管理ができたり、必要なものがわかっていたりする。そんな人は自分の人生もコントロールできるはず。
たかが整理整頓かもしれないが、それだけのことで未来は明るくなると思う。
ちょっと忘れかけていたけど、そんなだらしない父でも早く元気になって退院できればと思う。
まぁ今さら私がなにか言っても父のだらしない生活スタイルが変わるわけではないので、入退院なんて日常茶飯事なのかもしれないけれど。
そんな父親を反面教師にして、私は私で明るい未来を歩いていこうと強く思う今日この頃でした。