いつまで私は両親の子どもなんだなぁ
少し前に父が入院したという話と生活困窮者のシェルターを運営している本屋のことを書いた。
身勝手な父親の面倒を果たしてみる必要などあるのか?と思っていた私だったけど、少し気持ちが変わってきた。
このふたつは関係ないようで関係ある話に感じ始めている。
だれかを助けたい、支援したいという思いを少なからず持っている私にとって、まずやれることは独りぼっちの生活困窮している父親の支援なんじゃなかっていうこと。
たしかに父のせいでいままで多くの苦労をしてきたのは事実だが、私が支えなければだれが支えるのか。ましてや田舎で支援の輪も少ないだろう。
いままでほぼ連絡も取りあっていなかったけど時々電話をしたり、様子を見に行って一緒にご飯を食べたりしてみたいと思った。
やっぱり人間には人との関わりが大切だと思う。
経済的な困窮も深刻な問題だが、孤独感や孤立も大きな問題だ。
私には多くの人を救うことはできないかもしれないが、父親に関わることは簡単にできる。
どんな親であっても親を大切にすることはいいことだと思う。
そんな関わりの中で自分自身にもなにか変化があるかもしれない。
そう思えるようになったのは少し自分の成長かもしれない。
ひとまず父が退院したら一度会いに行って、ごはんでも食べれたら。
そうやって、関わりをひとつずつでもつなげていければいいのかもしれない。